「高卒だと不利?」「未経験だと無理?」と不安に感じていても、ITエンジニアを目指すのは十分現実的です。
ただし大事なのは、やみくもに勉強を始めるのではなく、“目指す職種に合わせて、最短で成果物(ポートフォリオ)を作る”こと。
この記事では、高卒・未経験からITエンジニアを目指す人が迷わず動けるように、次の内容を順番に解説します。
- どの職種を選ぶべきか(Web / インフラ / サポートなど)
- 最短で就職に近づくロードマップ(30日・90日)
- スクール・独学・就職の選び方(あなたに合うルート)
- 面接で強いポートフォリオの作り方
- 資格は何を取るべきか(取りすぎ防止)
まず決める:あなたが狙うべきIT職種はどれ?(未経験向け)
「エンジニア」といっても、入口の職種はいくつもあります。未経験のうちは、入りやすい職種を選ぶほど“最短”になりやすいです。
Web系(開発)を目指す
向いてる人:ものづくりが好き/画面が動くと楽しい/作品で勝負したい
最初にやること:HTML/CSS/JavaScript → 簡単なWebアプリ作成
強み:ポートフォリオが作りやすく、応募時に見せやすい
インフラ・サポート系を目指す
向いてる人:安定志向/仕組みを支えるのが好き/まず働いて経験を積みたい
最初にやること:PC基礎・ネットワーク・Linux基礎
強み:未経験OKの求人が比較的多く、実務で伸ばしやすい
高卒・未経験から必要なスキル(優先順位つき)
未経験の人が失敗しやすいのは「全部やろうとして手が止まる」こと。ここでは優先順位つきで整理します。
・基礎プログラミング:(Webなら)HTML/CSS/JavaScript
・Git/GitHub:コードを公開できる状態にする
・成果物:小さくてもいいので「動くもの」を作って公開
・簡単な設計・分解(ToDoを機能に分ける、画面と処理を分ける)
・コミュニケーション(報連相、わからないことを言語化する)
・資格の取りすぎ
・最初から複数言語を同時にやること
最短ルートはこれ:30日→90日のロードマップ
ここがこの記事の核です。“何をやれば就職に近づくか”をスケジュール化します。
Week2:JavaScriptで「動き」を足す(フォーム、ToDo、簡単なゲーム)
Week3:作品を1つ完成させる(小さくてOK)
Week4:GitHubに公開+ポートフォリオサイトに掲載
目標:URLで見せられる成果物を最低1つ
・README(説明文)を書いて、工夫点・学びを言語化する
・面接想定(なぜ作った?どう苦労した?)を準備
・求人応募・エージェント相談・面接練習を開始
目標:作品+説明できるストーリー
次にやること:まずは「30日で公開できる作品」を1つ決めましょう。
あなたに合う最短ルートはどれ?(スクール/独学/就職)
ここは“列挙”ではなく、あなたに合う選び方を提示します。
スクール
向いてる:最速で転職したい/一人だと続かない
強み:カリキュラム・メンター・就職支援
注意:卒業=就職ではない(作品づくり必須)
独学
向いてる:費用を抑えたい/コツコツ続けられる
強み:自走力がつく/学習コストが低い
注意:挫折しやすいので進捗管理が必要
未経験OKで就職
向いてる:すぐ働きたい/実務で伸ばしたい
強み:現場経験が積める
注意:配属・案件の差が大きい(見極め重要)
研修は何週間?内容は?(座学だけ?実装まで?)
配属は開発?運用?サポート?割合は?
先輩の未経験入社は、半年後どうなっている?
評価制度は?何をしたら昇給する?
関連記事に飛ばして理解を深めると、失敗しにくくなります。
高卒・未経験におすすめの勉強法(挫折しない順)
1)学習サイトで“最初の成功体験”を作る
Progateやドットインストールなどは、最初の基礎固めに向いています。
最初の目標は「理解」よりも“手を動かして終わらせる”ことです。
2)本+YouTubeは“確認用”に使う
動画でイメージ → 本で整理、の順が理解しやすいです。
ただし、見て満足しないように必ず自分で同じものを作るのがポイント。
3)小さな作品を作って“就職に直結”させる
おすすめは次のような小作品です(シンプルでOK)。
- ToDoアプリ(追加・削除・完了)
- じゃんけんゲーム(条件分岐の練習)
- タイマー/メモアプリ(UI+ロジック)
READMEに「機能」「使い方」「工夫点」「苦労した点」を書きましょう。
4)コミュニティは“困った時の救助”として使う
Qiita/teratail/勉強会などは、詰まったときの解決や情報交換に役立ちます。
質問するときは「何をしたい」「何を試した」「どこで詰まった」を書けると成長が早いです。
資格は“目的別に1つ”でOK(取りすぎ注意)
未経験のうちは、資格より作品が強いことが多いです。資格は補助輪として使いましょう。
・開発寄りで基礎を固めたい:基本情報(FE)
・インフラ寄り:LinuC(+余力でCompTIA A+)
迷ったら「ITパスポート」か「基本情報」のどちらか1つで十分です。
資格は“取って終わり”ではなく、学んだ内容を作品や実務で使って初めて武器になります。
高卒・未経験でも就職できる働き方(最初の選び方)
正社員(研修がある会社が狙い目)
未経験育成の仕組みがある企業なら、最初の伸びが早いです。
求人票だけでなく「研修内容」「配属実績」を確認しましょう。
派遣・契約(経験を積む目的ならあり)
まず現場経験を作る選択肢です。
ただし、キャリア設計(次に何へ行くか)を決めておくと迷いにくいです。
フリーランス(最初からはおすすめしない)
自由度は高いですが、営業・自己管理・品質保証など難易度が上がります。
まずは就職で基礎体力をつけてからが安全です。
リモートワーク(可能だが、最初は難易度高め)
未経験からフルリモートも不可能ではありませんが、成果物で強く証明できる人向けです。
まずはスキルと実績を作ることが近道です。
よくある質問(高卒・未経験)
高卒でIT企業に就職するのは難しい?
可能です。未経験採用では、学歴より学習状況・成果物・伸びしろが見られます。
「何を作ったか」「どう学んだか」を言語化できると強いです。
独学だけで本当に就職できる?
できます。鍵はアウトプット(作品公開)です。
学習履歴よりも、URLで見せられるものがある方が評価されやすいです。
高卒だと年収は低くなりやすい?
スタート時は差が出る場合もありますが、IT業界はスキルで上がりやすいです。
転職や職種チェンジで逆転しやすいので、まずは伸びる環境を取りに行くのが重要です。
まとめ|高卒からITエンジニアになる最短ルートは「職種選び→公開→応募」
高卒・未経験でも、ITエンジニアを目指すことは十分可能です。
大切なのは「全部やる」ではなく、狙う職種を決めて、最短で作品を公開し、応募できる形にすること。
2)30日で小さく作って公開する
3)90日で作品+説明(README/面接想定)を整える
4)応募・エージェント活用で機会を増やす






コメントを残す